【蘊蓄】お酒の話① お酒の種類
バーテンダーらしく、ブログのタイトルにもしちゃったし、お酒についてのあれやこれやを綴っていこうシリーズ第一弾♪
基礎を振り返るということで、そもそもお酒ってどんなのがあるんだというお話からです。
世の中に出回っているお酒の種類は大きく分けると【醸造酒】と【蒸留酒】と【混成酒】の3つです。
【醸造酒】
ビール、ワイン、日本酒などの穀物や果実を発酵させて作るお酒☆
アルコール度数は5〜15度程度で、極端に強いお酒にならないです。
酵母による発酵の力だけで作られるから、原料の味や風味がわかりやすく残る味わいになります。
個人的には、後からキイて来るお酒という認識です笑
ガッツリ蒸留しただけだとアルコール度数はめちゃくちゃ高いです
それを飲めるように加水調整して、大体が25〜40度程度で瓶詰めされてます。
地上最強の飲用アルコールが96度のスピリタスです。悪ふざけとしか思えないですね。
蒸留したままの色は無色透明なホワイトスピリッツで、代表的なのはジン、ウォッカ、ラム、テキーラですね。焼酎も蒸留酒に分類されます。
乱暴な言い方ですが、ホワイトスピリッツを樽熟成させたものがブラウンスピリッツのウイスキー、ブランデーなどです。
ウイスキーの色っていうのは、原料の色とかではなく樽の色なんですよね〜。
【混成酒】
醸造酒や蒸留酒に果物、薬草、糖分などを漬け込んだお酒が混成酒です。
カシスとかピーチツリーとかのいわゆるリキュールって子たちです。
作り方でわかると想いますが、梅酒も混成酒=リキュールの一種です。
だいたい10〜20度程度の度数に仕上がっています。
原料からお酒そのものをつくるのではなく、お酒にベースとなる原料の風味を引出したり果汁を付加ていくので、原料の個性がわかりやすいお酒ですね。
お酒ってたくさんあって奥が深すぎて僕も理解が追いついていないんですけど、ちょっとずつ深掘りしていくとどんどん面白くなっていきます(*´∀`*)
この子達をそのまま飲んでも美味しいのですが、そこに手を加えて新しい価値を作り出すのがバーテンダーの仕事であり、醍醐味だと思っています。
ということで、お酒の話① お酒の種類でした☆
ここからテーマを決めていろんなお酒のことをアウトプットしつつ僕自身の勉強にしていきます。