今週のお題「自己紹介」
「人生はプレゼンテーションである。」
というのはうちのオーナーの言葉で、人生において一番沢山するプレゼンテーションが自己紹介といつも聞いております。
就職活動の面接はもちろん、合コンや飲み会、新しい人とお会いする時にかならずするので、自己紹介が魅力的だととてもいいと教わってきました。
かといって、特別な自己紹介を持っているわけでもなく、「今週のお題」なるテーマがあることに気づいたので、早速使ってみようと思い立ち、つらつらと自己紹介をしてみようかと思います。
ということでこんばんは、改めましてジャッキーと申します。
生粋の日本人なのですが、働いているバーを始め、各所でジャッキーと呼ばれております。
なぜジャッキーなのかというと、若かりし日のジャッキー・チェンさんに若かりし日の僕が似ていたからなのですが、加齢とともにお肉を蓄えて最近はサモ・ハン・キンポーさんに似てきています笑。。えない。。。
ガタイと比較すると顔が小さめなので、文房具に例えると木工用ボンドのような風貌をしています。
その他、六本木でケバブを売っていそうとか、怪盗グルーのモデル、フランキー(ワンピース)体型などなど、日本人離れした体型を元とした呼ばれ方をしています。
中学生のころに見たドラマで織田裕二さん扮するバーテンダーがとてもかっこよかったのをきっかけにバーテンダーという仕事に興味を持ちました。
そのことを両親に伝えると、なぜか自宅の棚の奥底に眠っていたシェイカーが出てきて、トムクルーズの「カクテル」という映画をオススメされ、ますますバーテンダーという存在に惹かれていきました。
そして、14歳にしてドラマや映画を見ながら自己流でシェイクの練習をする生活がはじまりました。
高校生になり、アルバイトをしたお金で上田和男さんの書かれたカクテルの本を購入してさらに奥深さを学んでいきどんどんカクテルの世界の虜になっていきます。
とはいえ、未成年がバーで働けるはずもなく、ずっとイメージトレーニングと自己流の世界に生きていました。
高校を卒業し、大学生になり、いよいよバーでのアルバイトが始まります。
この時驚いたのは、バーではカクテルを飲むお客様よりも、ウイスキーを楽しむお客様の方が圧倒的に多かったことです。
もちろんカクテルのオーダーもありますが、6割以上のお客様がウイスキーをロックや水割り、ソーダ割で楽しまれていました。
当時はお酒の味の違いが全く分からず、アルコールで舌がひりひりするとしか思わなかったのですが、いつしかアルコールの奥にある甘みや樽香の良さがわかるようになり、諸先輩方がカクテルではなく原酒に夢中になる理由が少しずつわかるようになりました。
バイト代から予算を決めて、家の近所の酒屋さんに毎週末通ってお酒を揃えては、トランペットに憧れる少年のように棚に陳列されているお酒を眺めたものです。
アルバイトをやめてからもお酒を買う日々は続き、読書や実飲を通じてお酒の勉強を続けていきました。
常にバーの現場に立ち続けている方には到底及ばないとは思いますが、14歳の我流の勉強から数えるとバーテンダー歴20年になります。
そんなこんなで学んできたことや、最近読んだ本の事、まったく不まじめなトピックスを交えながら、ブログを継続していこうかと思います。