現役バーテンダーによるバーテンダー入門

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【映画】ビリギャル

ビリギャル

〜学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話〜

 

書評と見せかけて映画の方というパターンです。

主人公の小林さやか役を有村架純さんが好演した邦画、ビリギャル。

タイトルの時点でストーリーの結末は壮絶なネタバレをしているわけですが、そんなことを忘れて感動の涙を流してしまった大好きな映画です。

 

映画館で初見で泣き、あまりにも良かったので友人に勧めまくっていたらまた見たくなって2回目に行った映画館でも寸分違わず同じシーンで泣き、アマゾンプライムビデオで見ては泣きと見るたびに心が震えてしまいます。

 

個人的にはいつまでたってもチビノリダーが頑張ってるなと思ってしまう伊藤淳史さんが塾の先生役で出ているのですが、とてもいい役ですね。

お母さん役の吉田羊さんもとても素敵です。こんな親になりたい。

 

単純に「合格してよかったね」というよりは、主人公を取り巻く人達の支えている姿勢にとても感動しました。

もちろん主人公の努力があってこそが前提なのですが、努力ができる環境が整えられるっていうのは本当にすごいことだと思います。

 

停学期間中に母親のすすめでたまたま見学に行った個別指導塾で出会った先生にきっかけをもらって、先生は全力で学習面の向上に情熱を傾け、メンタル面を完璧なまでに母親が支えていて、すごいチームが形成されているんです!

 

ギャル仲間の友達も、主人公の本気の姿勢に対して「嫌いになったわけじゃなく

、本気で応援したいから遊びに誘うのをやめる」という形で応援します。

この優しい「暫しの別れ」は有村架純さんが温泉に入っている中で繰り広げられるのですが、入浴シーンであることを忘れてこの人間関係の素敵さに涙腺が緩みまくります。

 

本気で努力している姿は人を動かすし、きっかけと環境があれば人生は激変するんだという期待を感じる映画です。

あの頃はあんなに嫌だったのに、なんだかまた受験勉強をしたくなってしまいます笑

受験勉強と言わずとも、学び続けることってとても大事ですね。