【蘊蓄】お酒の話③ カクテルの作り方
こんばんは♪
おすすめカクテルシリーズを書いていて、よく考えたらビルドだのシェイクだの言っていて果たして伝わるのだろうかということに思い至り、お酒の作り方の基礎の話をしようかと思います\(^o^)/
大別してお酒を作る時に使われる技法は【ビルド】【ステア】【シェイク】に分かれます☆
まず基本になる技術が【ステア】です♪
バースプーンを使ってくるくる混ぜるやつです(*´∀`*)
簡単そうにやっているように見えて、実際慣れれば簡単なんですけど、いざやろうと思うときれいに回すのに苦戦したりしますΣ(・∀・;)
このステアを使って、グラスで直接お酒を作る技法を【ビルド】と言います。
ジントニックやモスコミュールなどのカクテルも、ハイボールや水割りもすべて【ビルド】で作られます。
往々にしてコリンズグラスやタンブラーなど背の高いグラスや、オールドファッショングラス(ロックグラス)などなど氷を入れて提供するお酒に多いですね☆
このようなドリンク類を「ロングカクテル」と呼びます。
氷が入っているので冷えた状態が長く持つため大体30分程度かけてゆっくり飲む場合が多いです。
対していわゆるカクテルらしい三角形のグラスに入ったカクテルを「ショートカクテル」といいます。
これらは【ステア】または【シェイク】によって作られ、氷などが入らない状態で提供されることが多いので、放置しているとどんどんぬるくなってしまいます。
一般的に15分程度で飲みきると言われていたり、「3口で飲め」なんて言われたりします。
個人的にはショートもロングも、時間が経つとぬるくなったり薄まったりしてしまうので早く飲んでいただいた方が美味しいんじゃないかな〜と思ったりします(`・ω・´)
【ステア】はミキシンググラスに氷と材料を入れて手早く混ぜ、ストレーナーを使って氷が入らないようにカクテルグラスに注いで提供する技法です。
マティーニやマンハッタンなどが【ステア】で作る有名なカクテルですね。
【シェイク】はバーテンダーといえばコレと言いたくなるような花形の技法です。
「バーテンダーやってます」と自己紹介すると、みんな身振りを交えながら「シャカシャカするの??」と聞いてきます笑
もはや説明不要ですね゚(๑•̀ㅁ•́๑)✧
【シェイク】も【ステア】もお酒を冷やしてカクテルグラスに注ぐという点では目的は同じですが、【ステア】のほうがお酒自体の個性や強さが強調されやすく、【シェイク】のほうが優しい口当たりになります。
どこで違いが生まれてくるのかということは、また次回。
こうして書いてみると、じゃあグラスはどんな種類があるのかとか、バーにはどんな道具があるのかなど伝えたい事がたくさん出てきて面白いですね♪
自分自身の復習も兼ねられてとても有意義です゚٩(๑òωó๑)۶