現役バーテンダーによるバーテンダー入門

キャリア15年以上!バーのあれこれ話します♪

これからの時代を牽引していく新しいビジネスモデルについて

田町で開催された未来技術シンポジウムに参加してきました∠( ゚д゚)/

 

「日本人は限られた枠組みの中で工夫することが得意である。」

 

例えば、お弁当箱という限られたスペースの中に彩りも味も工夫し、乾いた食べ物と湿った食べ物も共存させて、さらに子供のためにと毎日工夫して作るのは日本人だけだそうです。キャラ弁とかほんとすごいですよね。

今小型化が進んでいる人工衛星のサイズは、10cm×10cm×30cm程度で、ここにどんなアイデアを組み込んでいくかというのは日本人の強みを活かすのにとてもいいフィールドだそうです。

 

制限された中で工夫することの強みは、僕が学んできた農業でも同じことが言われていました。

日本の農業で特筆すべきものはやはり稲作です。
本来日本の気候や地形は熱帯原産のコメの生育には適していなかったそうです。

そんな中で、美味しいお米を作り上げてきたのは、たゆまぬ努力の賜物なのです。

日本特有の稲作風景の一つとして、斜面を切り開いて作る棚田が挙げられます。
山と海が近接していて平野が少なく、河川も急勾配で激流なので、自然に任せた農法では安定して稲作ができない日本の環境において、棚田はすごいアイディアです。

斜面を削る、あるいは土を盛ることで水平な土地を作り出し、それを何段も作ることで作り出す棚田はとても幻想的な風景です。
河川から水路を通って水田に水を引き込み、その水が棚田の上段から下段へと流れ込んでいくという形で水量をコントロールして地形の課題を解決しています。

こうして整えた土壌に、品種改良を繰り返して世界に冠たる日本のコメを作った先人たちの創意工夫の力は本当にすごいと思います。

条件が、環境が、良くないから何も出来ないと諦めるのではなく、この条件下で環境下で何が出来るのかを全力で考えて改善改善を繰り返していけば良いものを作り出せる事をつくづく学ばせてもらいます。
むしろ、状況環境が悪いことが工夫を生み出して良いものを作ると思うと、何も整っていない状態こそチャンスなのかなと思ったりします。

 

宇宙開発、ドローン、VR、クラウドファウンディングなどなど、これからの世界に影響をおよぼしそうなものはチャンスの塊なのかもしれないと思う時間でした。

 

ディスカッションのパネラーさんたちが口を揃えて仰っていたのはとにかく行動すること!

行動するから課題も分かるし自分に合っているかどうかもわかります。

まだまだ?マークが残る業界だからこそ、まずやってみる精神が大事なんですね。

 

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